こんにちは!クリエイターの大志です。


マルキンクリエイトが始まってだいたい6年,7年くらいが経ちました。
いっぱい映像も制作してきました、
そこで、今回から始まるこの「コラム」というコーナーは、
クリエイター大志が過去に制作した映像から得た経験や、思い出した知識、
その他、最近映像業界を通して感じた事などなど…

少し雑談、少し皆さまのお仕事に役立てばいいな、という事をコラムとして書いていこうと思います。


さて、最初の一回目のテーマは「他人と自分は違う」という事です。
こいつ、いきなり哲学かw??
という雰囲気の仰々しいタイトルですが笑、、
いえ、内容は至ってシンプルです。

始まりは2014年に制作させて頂いた「Discover Kumejima」
という映像を元にお話します。


とても懐かしい映像です、お時間ある方は是非ご覧ください。
この頃はマルキンも黎明期という事もあり、色々とフレッシュな空気に満ちていました。
私の髪も今よりまだフサフサ… という情報は置いといて。

この映像は、久米島の観光向けのプロモーション映像です。
外人さんを起用し、カラーも独特な印象に持っていき、まるで日本では無いようなジャーニー感が味わえる映像に仕上がりました。
凄くいい経験になりました。

この時、自分なりにマストの撮影素材として海や沖縄そば等も当然撮影していたのですが、
何気なく赤と黄色で県民にはお馴染みの「沖縄そばの箸」も撮影していました。


これがこの時の関係者も含め、後々の様々な県外の人々からは凄く好印象の絵となりました。
もちろん、当時のデザイナーさんによるデザインテロップも入っているので凄く映える絵になったとは思うのですが私が気づいたのは、

「価値観は人によって違う」

という点でした。
普段、自分が何気なく接している物も他人にとっては新鮮な物であったり、そう見えたり、
自分が「これが重要」と思っている物も、案外他ではさほど重要でない事であったり、

つまり、そういう可能性がある、という点でした。

これは映像の編集において修正などでもよくある話で、自分が正しいと思った事柄も全く違う修正になる事も多々あります。
もちろん、ショックは受けますがこういう時に「他人と自分は違う」を思い出すようにしております。

ただし、これは「他人に言われた事だけをやっていれば良い」というお話ではありません。
当然ですが、編集者がプレビューする映像は使った1カットから全てに至るまで一連の目的(もしくは意図)があって作っているので、全てを受け身で編集するのであればそれは機械と一緒、と私は考えております。

このお話で私は言いたいのは、自分が編集した映像に対するプレビューを見てもらい、意見があった際に、
なぜこの人はこう言ったのか? この修正をする上での狙いは何か?
を考えるようにしている、という事です。

これを理解する事により「修正した物の反映が、双方が考える意図へ健全な方向へ向かう可能性が高まる」と自分は考えます。
もちろん、撮影する際にも新しい発見を多く見つける手がかりにもなると思います。

「他人と自分は違う」

これを踏まえて、より一歩踏み込んだ映像制作に臨んでいきます。

では、次回も数日か数週間後かは判りませんが又「コラム」書いていこうと思います。
それではまた!

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